術を失い、途方に暮れ、悲嘆の余り絶望に陥ること多々ある。しかし最近僕は苦悩そのものは完全に消え去るわけではないがかなりの程度緩和する方法を見出した。
人間のモノサシを捨てる
いくら偉そうなことを言っても我々の物の考え方など、所詮
生まれた時の遺伝、その後の境遇,習慣、教育、経験等の
「寄せ集め」に過ぎない。それに我々の苦悩と言っても、それは欲望充足に根差しており、一つの苦悩が消え去れば、本当に心安らかになるかと言えば決してそんなことはなく、再度次の悩みが頭をもたげてくるのが実情である。又、悩みがなかなか解消しないと、まるで子供の様に愚図り始める。もちろんそれは人間として自然なことかもしれませんが、そんな状況においても幾分でも平然としていられる方法はないか?と、日々小さな事にも動揺する心で考え、様々の事を行って来ました。それが下記の事です。
ナムアミダブツ

今のご時世で
今日この種類の話をすると多くの人が「今の時代では時代錯誤もはなはだしい。」と言った反応をし、自分が論理と理性に基ずいた知的考えの持ち主であることを誇りにしているように見られます。そのような人に会う度に僕は死と向かい合わざるえなくなって時、一体彼らはどこに心を委ねるのだろうか?という問いが心に湧いてきます。おそらく彼らはそこまで考えざれえないほど追いつめられた経験がないのでは?」と思わずにはいられません。
それは「空」の状態と同じなのでは?